2007年12月20日

版画作家 深沢幸雄展にて

山梨県立美術館にて2007年10/27〜12/9まで、
「深沢幸雄展ーいのちの根源を謳うー」の展覧会が開催されていた。
BGMにはThe Lakemusicの「Clear lake EP」が使用された。

山梨県立美術館のサイトによる解説

先日、娘を連れて観に行ったが、まず膨大な作品群に驚かされた。

氏が絵画に興味を持ち始めたのは15歳の時、決して早いスタートだとは言えない。年表を見ると今の自分の年齢と同じである38歳というのは、彼の経歴では、まだ最初の数行目でしかなかった事が驚きだった。年表は2007年の現在まで続いているが、ページで表すと2ページはある。大器晩成型の作家。

世間で認められるまでの氏の作品は、自己の内面をモノトーンで描いた暗いものが中心であったが、メキシコへの旅で何かが吹っ切れたようにカラーの作品となる。と共に作風にも大きな変化が現れ始めた。その時代の作品が一番パワーを感じた。そして気に入った。

現在83歳。未だに挑戦し続ける現役の版画作家である。



深沢幸雄(ふかざわゆきお)氏

大正13年(1924)年、山梨県生まれ。東京美術学校(現・東京芸術大学)卒業。昭和25年より市原市鶴舞に住む。昭和29年、東京大空襲で負傷した右膝の後遺症により油画を断念、独学で銅版画を始める。昭和38年、メキシコ国際文化振興会の依頼でメキシコシティにて銅版画を教える。第5回現代日本美術展優秀賞、イタリア・フィレンツェ国際版画ビエンナーレ展バンコ・デ・ローマ賞ほか多くの美術賞受賞。昭和62年、日本美術の発展に尽くした功績により、紫綬褒章を受章。日本版画協会理事長。

投稿者 thelakemusic.net : 2007年12月20日 11:09

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